ボム田中(@BOBOBOBOBOMB)です。
キャンプ初心者にとってタープやテントの設営時に何に一番時間がかかるのか?
それは、ロープを張ってる時です。
それに「あれっ?ロープってどうやって結ぶんだっけ?」と、キャンプするたびに考え込んでたりしませんか。
実はタープやテントの設営時に必要なロープワークは、たった2つしかありません。
写真と動画で説明していくので、練習して覚えましょう!
誰でも簡単に出来る!テント&タープ用「ロープの結び方」をマスターしよう
輪っかを作る「もやい結び」はタープやテント側を結んだり、ペグに掛けるのに便利だから覚えておくといいよ!
「もやい結び」は、荷重がかかっても結び目がうごかずに同じ大きさの輪っかを維持する結び方で、ロープワークではかなりスタンダードな結び方になります。
テントやタープにロープをくくりつける際、この結び方を知っておくと作業がスムーズですよ!
それに自在金具が付いているテント(スノーピークのアメニティードームとか)でも、ペグに引っ掛ける輪っかを「もやい結び」にしたりします。
たった5ステップで簡単に出来ちゃうので覚えましょう!
①まず写真のように輪っかを作ります。
②ロープの先端を輪っかへ通します。
③「輪っか」より上のロープにぐるりと回して、
④また「輪っか」の中に通します。
⑤上側のロープを引っ張って「輪っか」をしぼめて完成。
↓
動画でゆっくりめに「もやい結び」を説明したので見てください。
(無音です。笑)
「自在結び」は自在金具がなくても紐の長さを調節できてロープをピンと張ることが出来る結び方だぞ!
「自在結び」は、タープやテントを設営する時にロープの長さを調節できる結び方です。
この結び方を知っておくと、自在金具がないテントや、タープを木にくくりつける際に「しっかり張る」ことが出来るのですごく便利です。
手順は7ステップです。
写真と説明じゃわかりづらい部分もあるので、後に動画もつけました。
ぜひチェックしてみてくださいね!
①ペグに掛ける。
②輪っかをつくり、中にロープの先端を通す。
③ロープの先端を引っぱり、少し張っている状態にする。
④テント(タープ)側にもう一個、輪っかを作りロープの先を通す
↓
⑤もう一度輪っかの中にロープの先を通す
⑥余ったロープの先端部分で、テント(タープ)側に輪っかを作る
⑦輪っかの中にロープの先を通して、キュッとしぼめたら完成。
↓
上下に動くか確認して、動けば問題なく「自在結び」が出来ていますよ!
「自在結び」のやり方をゆっくりめで動画撮影したので確認してみてください
少し太めのロープで撮影したので、少し「自在さ」に欠けますが(笑)
テントに付いているロープやアウトドア用カラーロープだと、シュルシュルと自在に調節できますよ!
とりあえずこの2つの「ロープの結び方」をマスターしよう
「もやい結び」と「自在結び」をマスターしておけば、テントやタープをレンタルした際に、自在金具が入ってなくても対応できます。
そして少し大げさですが、このロープワークのスキルがあれば「幕とロープ」でシェルターが作れます。
まあそんな状況にはならないと思いますが(笑)、この2種類のロープワークを覚えておけばいろんな場面で活用できると思います。
お父さんが手元を見ずテントロープを結んでたらめっちゃカッコイイよね
ロープワークって結構地味ですが、わざわざキャンプ場で調べる必要が無いように紹介した「もやい結び」と「自在結び」は覚えましょう。
それに、テントやタープを設営する時にササッと「自在結び」でロープを張ったり、木の枝にモノをつる際に「もやい結び」して垂らしたり出来ると何気にめっちゃカッコいいです。
うん、男は黙ってロープワーク!
それに「ブッシュクラフトをしたいな」って人や、自然の中で快適に生きるための「技」を覚えていく人は、いろんな「ロープの結び方」を知っておくとかなり頼りにされますよね。
ボボボボボム!