ボム田中(@BOBOBOBOBOMB)です。
アイアン家具をDIYする際に、必要になる道具や工具をまとめてみました。
ぼくが実際に使って「これはオススメできる!」と思ったモノを中心に紹介していこうと思います。
ぜひ自分の道具を使いこなして、「自分が欲しいものだけ」を作るのもいいですし、上手くアイアン家具を作れちゃったら販売するのも最高に楽しいと思うので、実践してみてください!
アイアン家具をDIYする際に必要な道具を「木工&鉄工&塗装&組み付け」で分けてみたよ!
アイアン家具を作る過程は大きく4つ、「木工」「鉄工」「塗装」「組み付け」。
それぞれの過程で必要になる道具が違います。
自分で買わなくてもホームセンターなどでレンタル出来る道具もあるので、細かく紹介していきますね。
木工作業時に必要な道具
天板をカットするための「丸ノコ&ジグソー」
四角形であれば、ホームセンターで1カット30円ほどで寸法切りしてくれますが、斜めの場合などは自分の家でカットしないといけません。
その際、丸ノコでカットするのが一番綺麗に仕上がるかなと思います。
(ぼくの家にはありません。。)
道具費を抑えたい方はジグソーでカットするのもいいと思いますが、
断面のサンディングをしっかり行わないと表面ガタガタになるので要注意です。
表面加工のサンディングが大切!
家具作りに欠かせない表面加工はサンダーしかないです。
手でやると途方も無いやすりがけ作業を一瞬で均等に行えます。
机や椅子を作る時、カラダが触れる部分はサンディングをしないと怪我をする可能性もあるので、大事な工程です。
サンドペーパーは消耗品なのでストックしておこう
ホームセンターなどで売っているパイン材の表面加工をする際は、
「#100→#240→#400」と順番に目を細かくしてサンディングしていきます。
ジグソーなどでカットした面や少しガタツキが気になるようであれば「#40→#60」を終えて「#100→…」という流れでいいでしょう!
値段は30円ほどで安いのですが、消耗品なので常にストックは置いておきましょう。
木工ヤスリは荒どりに使うよ。
サンダーをかける前に「面の荒どり」をする場合は、木工ヤスリで行います。
ほとんどのモノが「荒目」と「細目」の2面があり、荒どりと仕上げがヤスリ1本で完結します。
ただ、ヤスリのみの仕上げはまだ荒い状態なので、紙やすりで仕上げをするのがいいと思います。
ウエスは掃除したり塗装時に使うよ
ウエスは木クズをふき取ったり、
塗料を塗る際にも必要です。
ウエスは、使わなくなったTシャツや、タオルでつくってしまえばOKです。
使う前にハサミで細かくしてと使いやすいですよ!
鉄工作業時に必要な道具
チップソーは危険だから扱いに注意しましょう
チップソーは使用時にすごく音が大きいので、ホームセンターで作業するのをオススメします。
(ホームセンターにチップソーがあるか、あれば作業して良いか確認しましょうね)
大きな刃物が高速で回転しているので、「歯を動かす時以外は常に電源コードを抜いている状態にする」のを癖つけましょう。
(リアルに腕がなくなっちゃうからね)
ボール盤はホームセンターにあるか確認するといいよ
金属に穴を開ける時はボール盤を使います。
この道具もホームセンターの工作室にあるかどうかは事前にチェックしておくといいでしょう。
(うちの近所のホームセンターはレンタル機材の品揃えがエグい。笑)
無理に力を入れずに何度もレバーを上下しながら負荷を抑えて穴を開けていきましょう。
ドリルビットと面取りは、個人で持っておきましょう!
ボール盤の貸し出しがあってもドリルは個人で買わないといけません。
ドリルで開けた穴はバリが出るので、面取りも必須です。
小さいドリル穴であれば、面取りの代わりに大きめのドリルで面取りができるので「ドリルセット」を持っておくとすごく便利です!
ディスクグラインダーで怪我をしないようにバリをとろう
カットした鉄はバリが出て危ないのでグラインダーで面とりをします。
溶接し終えてからも盛りすぎた部分を削ったり、
表面を平らにならす時に使用します。
「溶接→表面処理(バリ取り)」の工程はセットなので覚えておきましょう。
家庭用溶接機は「アイマックス120」が間違いない、大は小を兼ねる!
ぼくが使ってる溶接機はスズキッドのアイマックス120です。
はっきり言って「アイマックス60」とかじゃ出来る事が少ないです。
単純に薄い鉄板しか溶接できません。
なので、家庭用電流で最大限力を発揮してくれる溶接機「アイマックス120」をオススメします。
マジで「大は小をかねる」から。
9mmの丸棒の溶接も全く怖くないです。
Lアングルも悠々と溶接できるパワーがあるので、販売できるレベルの溶接が可能ですよ。
アイマックス120なら「2mmの溶接棒」が使えるよ!
アイマックス120では「2mmの溶接棒」が使えるんです!!
ということは、厚みのある材を溶接加工することが可能になり、作ることが出来るモノが増えます。
(厚みのある材が使えると、大きいモノが製作可能になる)
これは、かなりアツい!
チッピングハンマーで溶接箇所をコツコツと叩くよ
溶接し終えたら、
スラグハンマーでコツコツ叩いて溶接カスを取り除きます。
先端が尖っているので、チカラをかけずにスラグを叩き割ることができますよ。
両手が使えるハイテク溶接面は生涯買ってよかったリストに入る
普通の溶接面って溶接作業箇所しか見ることができないくらい真っ暗なのですが、
この溶接面は明るさによってレンズの透明度が変わるんです!!
自動遮光機能付き、かつソーラー充電。
ハイテクすぎてヤバくないっすか?笑
感動レベルで両手が使えるのでおすすめしたいです。
革手袋はやっすいのでOK、BBQにも使ってます
革手袋は何でもどーでもいいです。笑
火傷しないように買いましょう。
ちなみにBBQの時は、熱された炭を直で持ったりしても革手なら大丈夫なので便利ですよ!
溶接台は最初にDIYしちゃおう!
溶接台は簡単にDIY出来ますよ!
材料をホームセンターで買って最初に溶接台を作ってしまいましょう。
費用は4分の1くらいで出来るのでだいぶ安いです!
作り方のレポートもあるのでよかったら見てください↓
塗装時に必要な道具はこれ!
ガスマスクは健康のために絶対にあったほうがいい
ぼくが工場で働いていた時に、有機溶剤を使用する機会が多かったのですが、マスクするのが面倒臭くてしていませんでした。。
そのせいで、体調を崩すことがかなりありましたね。。
なので塗装時は塗装用マスクをして、健康被害のリスクを回避しましょう。
好きなこといつまでも続けるには、健康でいないとダメです!
木材塗装はオイルステインかオスモカラーがおすすめ
アイアン家具の木材塗装は「木目を生かす塗料」をしましょう。
理由は、そのほうがカッコイイから。笑
木目を生かす塗装方法ってどうやるの?って方はこちらもどうぞ↓
オイルステインは、有機溶剤で作業時間がとても短縮できます。
オスモカラーは、自然塗料で「子供が口に入れちゃってもまあ大丈夫。。」な材料で出来ている(食品衛生基準をクリアしている)ので、
おままごとキッチンなどの子供用おもちゃは自然塗料が安心です。
オイルフィニッシュをすると製品の質が上がるよー
オイルフィニッシュは、木目の表面をしっとりとした質感に仕上げることが出来ます。
塗る前に#240のサンドペーパーを手でゆるくかけウエスで拭きます。
表面のザラツキやゴミをしっかり落としてからワックスを塗り込むのがポイント。
ワックスをウエスで塗ったら、綺麗なウエスで乾拭きしましょう。
ぼくが使っている「匠の艶出し」は、他のワックスよりもコスパがめっちゃいいのと自然材料から作られているのが気に入っています。
乾燥に半日から1日かかるので、納期があれば余裕をもって施工するといいですね。
鉄脚の塗装は錆止め塗料かそのままでよし!
錆びると赤茶色になる鉄脚。
風合いを楽しむならそのままでいいですが、室内だと服に色が付きそうで怖い。
なので「鉄そのものの色」が好きなら、「クリア塗装」がおすすめ。
パキッとした印象が欲しいなら、
「つや消しブラック」がおすすめです。
組み付け時に必要な道具
インパクトドライバーはDIYするなら必要なアイテム!
「天板と鉄脚」という、違う素材のものを組合わせる時はビス留めをするのが一般的だと思います。
その際に必要になるのが「インパクトドライバー」。
もはやDIYの必須ツールですよね。
というか、インパクトがあればいつでも棚や小屋がつくれます!生み出せます!笑
でも、鉄脚家具はビスを使わず作れるものもあります。
Lアングルなどで囲いを作って、ビス留め無しで天板を乗せるだけというテーブルも全然アリ!
<まとめ>本気でDIYで遊ぶなら自分の道具を大切に使っていこう!
かなり長くなりましたが、、実際に鉄脚家具を作り際に必要な道具たちをまとめてみました。
中には近所のホームセンターの工作室で借りれるものもあると思うので、初めから道具を買いまくる必要はありません。
ただ、
「自分で家具を作って、どんどんスキルレベルをあげていこう!」、「将来は販売もしてみよう!」という目標があれば、大切にしていく道具を持つべきだと思います。
ボボボボボム!