ボム田中(@BOBOBOBOBOMB)です。
キャンプ仲間でもある中学からの友人「しんちゃん」に、三重県大台町にある大杉谷峡谷に連れて行ってもらいました。
ぼくはあまり登山をしないのですが、5月の「大杉谷峡谷」の登山道は、新緑と三重の一級河川「宮川」のエメラルドグリーンな水面が最高に綺麗でした。
まじで、大台町は「自然の宝庫」だと改めて感じました。
そして「登山をあまりしない者」が3万5000歩も山道を歩いたので、下山途中で足腰が天国に逝きそうになりました。笑
今回は、登山初心者目線で日本三大峡谷「大杉谷峡谷」の「登山口〜桃の木山の家」の日帰りルートを写真で振り返りたいと思います。
日本三大峡谷「大杉谷」の登山道はどこを見ても秘境だった。
ゴールデンウィーク中でしたが、ほどよく満車な駐車場でした。
(満車やないかい)
山に登るときは登山届けを出さないといけないので、
しんちゃんに書いてもらいました。笑
登山経験者はノールックで入山届を箱に入れるんですよ。
あとで見たら、いっぱい入ってのんか入り口付近がクッシャクシャになってました。
ぎりぎり「入山届」は届けれてる感じですが。。
変電所を越えて「登山口」にはいります。
「晴れ」と言っていたのに曇っています。
「山の天気は変わりやすい」というのはわかるのですが、それ以前に雨がすごく降る地域なんですって、「大杉谷」は。
しんちゃんの背中を見失わないように必死についていきます。
後ろ姿が登山する格好ですね。
一方ぼくは、
キャンプする格好です。笑
ダウンの下は真っ黒なコーディネートで、いつ蜂にぶっ刺されても何も言えない格好をしているのに気づいたのは入山後。
「なるべく動植物を刺激せず下山したい」そんな気持ちになりました。
大杉谷の登山道は初心者に優しいルートだぞ!
登山初心者からの意見ですが、「とても優しい」です。
「大杉谷」に入山したとたん断崖絶壁ですが、
チェーンがしっかり岩にぶっ刺さってるので安心でした。
(特に下山時、チェーンを装着していただいた方に心から感謝いたしました。)
登山道は、一周河川「宮川」沿いに歩いて行くルートでとにかく川が美しい。
この記事に乗せてる写真は、全く加工していませんからね。
(2種類のカメラで撮影しています)
ほんと、どこ見ても綺麗なんだわ。
「吊り橋」もたっくさんありましたが、
どの吊り橋もしっかり作られていて、全く不安のない造りでした。
「地獄谷吊橋」という名前からは全く想像できないくらい、
歩きやすい吊り橋。
ちょうど疲れてきた頃にアドバイスしてくれる登山道沿いの看板。
このアドバイスに従い、登山中は「ヒザのバネ」を使いまくっていました。
(で、下山途中で「使いすぎたヒザのバネ」がどこかへ行きました。。)
大杉谷の登山道は息をするのが最高に気持ちいいコースだ
苔、湿度、緑が「肺にいい」登山道。
呼吸するたびに肺の中が緑でいっぱいになる感じ。
ずっと深呼吸しながら歩いてました。
手を使って歩くと楽だったので、木の幹を握ったり、
岩を掴んだり、
苔に触れたり、
登山ってただ歩くだけなのに自然を体当たりで感じれますね。
ずっと水の音と鳥の声が聞こえるし、
登山にハマる人の気持ちが少しわかりました。
(ほんと、夏だったらこの川絶対飛び込んでた)
途中、誘導して歩いてくれたしんちゃんと交代して、前を歩きます。
すごく簡単なコースなのかもしれませんが、しっかり「赤いしるし」を見つけながら歩きます。
頑張って歩いてるのに、「あと〜m」という距離の表示板を見るとガッカリします。
休憩所で食べるお菓子のカロリーは高い方がいいんだと実感する!
目的地の「花の木山の家」まで、休憩所は2箇所ありました。
中には登山客でいっぱいでした。
椅子に座れたので、スニッカーズ をin。
日常生活でスニッカーズを食べることはほぼないですが、「高カロリーなおやつ」は必須なんだと身をもって勉強しました。
「今いるのどこらへん?」としんちゃんに聞いたら、
丁寧に教えてくれましたが、自分で地図を読めるようになりたいと思いました。笑
休憩を終え、歩いていると白いきのこ?花?を見つけたのですが、正体が不明です。
ぼくらにしか見えなかったモノなのかもしれませんが、公開いたします。
あと、そそり立つご立派な木があったり、
穴が空いた木を見つけては好奇心が湧いていた僕らは、この時まだまだ元気でした。
(穴に向かって叫ぶという意味がわからない遊びもしたよ)
「大杉谷」登山道から見えるニコニコ滝がデカくて秘境感がすごい
全然ニコニコ感がない「ニコニコ滝」。
普通に立派な滝で、秘境感が溢れ出ています。
2つ目の休憩所からも見れました。
休憩の時に地図を開くしんちゃんは、
「地図を見るのが楽しい」らしい。
この登山道で大量に渡る「吊り橋」の技術力にも感動するぞ!
とにかく吊り橋だらけの登山道。
ついつい「構造」を見てしまいます。
ぼくは「吊り橋の作りに深く関心するような人間」ではないのですが、わかりましたよ。
技術力すっげ!ってね。笑
途中から、表示板を見るのが嫌になりましたが、
その後もいろんな吊り橋を渡って、
ついに、
「花の木山の家(折り返し地点)」に到着。(だいぶハショったなお前)
窓の外から撮らせていただきましたが、宿泊しやすそうな山小屋です。
縦走する人はほぼこの場所で泊まるみたいです。
日帰り登山の楽しみ「お昼ごはん」はゴージャスに!
到着したら昼を食べます!
ぼくの昼ごはんのメインは「シャウエッセン」、
人類の最高傑作です。
(異論は認めない)
カレーヌードルのパックに、
水とスモークチーズとシャウエッセンを入れて煮込みます。
出来上がりはこちら。
見た目ではなく「味」は最高でした!
「うん、山で食べるご飯は豪快でなくっちゃ!!ね、しんちゃん?」
・・・・あれ?
無印のカレー?
オシャンティー!!!
(あ、見ないで)
作:登山初心者 「カレーウインナーチーズヌードル」
作:登山経験者 「Curry Rice」
登山を経験していくと、余裕が出て料理のグレードがあがるんだな。。
ふっふーん!笑
で、食後は超軽量なドリップコーヒーセットで美味しいコーヒーを作って温まりました。
「大杉谷」の日帰り登山道は、1年分の森林浴ができる最高のコースでした
昼ごはんを食べおわって、無事?下山しました。
帰りは途中で足が動かなくなり、正直景色を見る余裕もありませんでした。
(アクエリアスとスニッカーズを食べたらスイスイ体が動いたので、アミノ酸とエネルギー不足だろうと推測。)
「あんだけ昼飯食べたのに」ってなるくらい、山ではエネルギーを使うんですね。。
登山初心者目線から見て「大杉峡谷の登山道」は、「緑の空気」をずっと浴びているようでめっちゃ気持ちが良かったです。
でも反省すべき事は、「もう少し準備をしっかりしましょう」ということ!
しんちゃんいなかったら危なかったわ。。
なめてたわけではないんだけどね、、
ってことで、「雨でビッタビタなぼく」と、
「カッパを着てスマートなしんちゃん」をもちまして大杉谷レポート終了。
ぼくは断然キャンプの方が好きだけど(笑)、大杉谷はかなり気持ちよかったので「大台ケ原1泊2日縦走」はやってみようかな!
青い川に飛び込める季節にね。
ボボボボボム!