ボム田中(@BOBOBOBOBOMB)です。
今日、3年半勤めた会社を辞職しました。
「最後の日(くらい)はしっかり定時までテキパキと仕事をこなそう!」
そう自分に言い聞かせ、やる気満々で出社(8時)。
↓
↓
台風がすごすぎて、強制早退。(15時)
という、
あっという間の最後の出勤日を終えたぼくが家に帰ると、避難警報がでていました。
家の裏の川は氾濫寸前のところまで水位が上がってましたが、夜になると落ち着いたようです。
マジでよかったぁ。。
「ボム田中、フリーランスなれず。」
というブログを天国で書くところでした。
(※「何そっち行こうとしてるの?」と鬼に肩をたたかれる。)
3年半勤めた仕事を辞めたら嵐が来た
台風16号マラカス。
マラカス。。
出典:http://joshinweb.jp/sound/1480/4515515842008.html
マラカスに殺されかけた今日、ぼくは会社をやめた。
仕事がつまらなくなってしまった
今日までぼくは3年半、実家の仕事(自動車関係の製造業)をやっていました。
5年前に社長をしていた親父が死んで、家庭環境が色々変わり、
親戚が社長になり、ぼくは京都から連れ戻された形で入社しました。
ぼくはDIYとかモノづくりが大好きなのですが、会社でのモノづくりは全然楽しくなかった。
というか、3年半同じようなモノしか作ってなくて飽きたんです。
そして、5年後も同じようなことをしている自分が簡単に想像できてしまった。
5年後10年後にこの仕事は存在するのか?という疑問が浮かび、
新しいことをしようと何度も社長や役員に働きかけましたが聞き流されました。
「新しいことをしない古風な会社」は社員がどう働きかけても、指揮者が変わらなければ、体質は全く変わらないんです。
古風な一族経営あるあるです。
「会社をやめたい」というと周りや親族からは「もったいない」、「将来のために我慢しなさい」、「アホだ」と結構言われました。
そりゃそうですよね、我慢していれば社長にもなれて、好きな事業も容易に準備することが出来たかもしれない。(今の仕事が存在していればの話だが)
福利厚生や社会保険、家族がいる自分にはすごく美味しい条件だと思う。
でも、ぼくは続けることが出来ませんでした。
「つまらない仕事をずっとやるくらいなら死んだほうがいい」と嫁に本気で言ってしまいました。
(めっちゃドン引きされたからなw)
ぼくは社会不適合者なのかもしれません。
人生の3分の1は働いているということを考え直した
今ぼくは30歳。
80歳まで生きるとして、(お、結構生きるじゃんw)
50年間の3分の1は仕事。(ってか年数書こうとしたけど、割り切れねーわ)
Q:え、定年があるじゃないですか。
定年まで頑張りましょうよ?
A:は?
ぼくらの時代に定年なんてあると思ってんの?
あなたの周りは今もこれからも老人しかいないんだよ?(真顔)
年金もらえると思っているの?
死ぬまで働くでしょ?
と、割とマジで思ってます。
だからこそ絶対に仕事は楽しいほうがいい。ほんとに。
(当たり前のことを改めて言ってみたぞ)
いまやってる仕事がまんざらでもない。楽しいよ。って人が羨ましいんだ、ぼくは。
明日死ぬことだってある
80歳まで生きるとか言ってますが、明日ポックリいくこともある。
ぼくの親父は、仕事中に倒れ3日後に死んだ。
大腸がんが治っていたのに、いつの間にか、肺、肝臓、脊椎に転移していた。
親父がいた会社に入って、社員の人から聞いた話↓
親父はこう言っていたそうだ、
「自分は親父(ぼくの祖父)が作った会社に入るという選択肢しかなかった。でも息子には決められたレールの上を歩んでほしくない。だから継いでほしいなんて思ってない。」
親父は思ってないんかーい!!笑
親父は惜しまれて死んだ。
社員や周りの人たちに好かれていた人だった。
親父はレールに沿った生き方をして「幸せ」だったのだろうか。
後悔していないのだろうか。
親父が死んで、「死」が身近になり、
(おそらく30歳前後の年代は、親が死んだり病気になるという現実味が強くなる年代だと思う。)
明日死んでもいいくらい仕事と家族の時間を毎日楽しめるようになりたい。
という目標ができた。
そして会社を辞めたので、その目標にむかってgogogogogogogogogogogoなのです。
未来を生き抜くために複数の仕事をする
とりあえずぼくの会社を辞めてからの予定ですが、
早速、手持ち物件(2階建て工場)を住居申請し、民泊を開始。
2階建てなので2階を民泊にして、世界中の人を迎え入れる空間を作り、
1階は、ワークショップが出来るコワーキングスペースを作ろうと思います。
(まあこんな田舎に需要がなさそうだったら、見切りつけて辞めるけどw)
それと、
嫁さんと一緒にイラストの仕事を作っていこうと思います。
他にも複数の仕事を寝るのも忘れるくらい、楽しんでやっていこうと思います。
自分の未来は絶対に家族とワクワクした毎日を過ごしている。
うおおおおおおおおおおお
最後に、「実家の仕事の跡継ぎが嫌なら辞めていい」
家業を継げといわれている人へ。
多少の嫌やな〜くらいならやってもいいと思うよ。
社会的な保証はついてるし、会社のものはおれのモノにしても別にいい。(ダメだけど)
ただ本当にやりたくない(他にやりたいことがある)なら、ちゃんと膝をつきあわせて「できません」と言おう。何回も言おう。
(呆れられ飽きられるくらいに)
仕事は楽しい方が絶対に人生が楽しくなるから。
ワクワクする方を選ぶべきだ、ほんとに。
ぼくも頑張るぞ。
ボボボボボム!