ボム田中(@BOBOBOBOBOMB)です。
前回、看板をDIYを注文して頂いた鍼治療院「GREEN NOAH」の院長・舟橋さんから新たなDIYオーダーをしてもらいました!
今回のオーダーは、「台形の机」です。
(横幅1800mm奥行き600mm高さ730mm)
シンプルな構造ですが、細かな道具の使い方を含めて写真多めで説明しようと思います。
台形のテーブルをDIYする方法を写真多めでまとめたよ!
まずは今回の注文内容はこちら!
舟橋さんからいただいたイメージ図。
「問診する際に適度な距離感でお話できるようにする机」だそうです。
なぜ台形の台形が必要なのかというと、「90度法」を使っているからなんです。
適切な医療面接
机の角を利用した90度法(直角法)で、1.2mほどの距離に座り、少し前傾姿勢になって、患者の眉間あたりに視線を向ける(引用:医療面接より)
限られた空間の中で「90度法」を使って患者さんといい距離感を保つためには、「台形の机」を導入にするのがいいと思います。
台形テーブルを作る際にぼくが使った道具は5つ!
①ジグソー(ぼくはジグソーを使いましたが、丸ノコがあればスムーズに切れるのでおすすめです)
②サンダー&サンドペーパー(#40,#60,#100,#240,#400)
③木工用ヤスリ
大体のものが「荒目」と仕上げ用の「細目」が一緒になっています。
安いものを買うと、かなりバリが出ていて逆に木を傷つけてしまいます。
そういう時は、指で触って出っ張りが無くなるまでディスクグラインダーで面取りしましょう。
ってか、「最初からもっといいやつ買えよ!」って話なんですけどね。笑
少し反省っす。。
④塗料
天然塗料のオスモカラーが、作る人の体にとっても負担が少ないのでおすすめです。
有機溶剤を半日吸っていると、体調崩しますからね。
そして万が一のことを考えて、子供が舐めてしまっても「安心」な机にしましょう!笑
⑤オイルコーティング剤(天然素材がおすすめ)
ぼくが使っているのは「匠の艶出し」です。
匂いもキツく無くて、のびもいいので塗りやすいですし木に馴染むのがとにかく早く感じます。
台形テーブルの作り方を説明していくよ!
作り方の大まかな流れとしては、「天板カット→角を丸くする→サンディング→塗装→組み付け」です。
まず天板をカットしていきます。
天板はパイン集積材(1820x600x30)です。
4本足で机にするので、厚さ30mmのものを使いました。
台形の上辺の部分が600mmなので、両端から610mm(1820-60/2)の部分に印をつけます。
そして角までラインを引きます。
長尺があればいいですが、まっすぐ線を引ければなんでもいいです。
こんな感じに線を引きます。
ジグソーでカットしていきます。
丸ノコも持っていなかったので、「カメの動き」のようにゆっくり切っていきます。
ここで注意すべきことは、刃に負荷をかけないように天板の下に角材を置いておくこと。
ぼくみたいに「ジグソーしかねーわ」って人は、時間がかかりますが途中でやめたらダメですよ!
「3cm切ったら1cm戻って」を繰り返して、地道に1発で切っていきましょう。
しっかり角材で下を支えることによって、
刃への負担をへらしたり、天板が割れないようにしています。
切る体勢としては、こんな感じでゆっくり切りましょう。
(歪んでますが、あとで角を丸くするので気にしないでね。笑)
あと、使ってない時は「電源ケーブルを抜く癖」をつけましょう。
DIYで怪我しちゃダメです。
台形にすると鋭角になった部分がとんがっていますね。。
なので次は、角を丸くしていきます。
舟橋さんから「角はiphoneアプリみたいに丸くして」と注文をしてもらっているので、丸くする部分を鉛筆でなぞっていきます。
で、ペンでマーキング。
(油性ペンで書いてもサンディングしたら綺麗に消えるので気にしなくていいです)
もっとわかりやすくこんな感じに切る部分を浮かべましょう。
まずジグソーでスパスパと粗めに落とします。
ここで木工ヤスリの登場!
作業しやすいように天板を立てて、
ヤスリで形を整えていきます。
丸角にするには、写真の「→」のように弧を描きながらヤスリを押すと自然に丸くなっていきます。
力をかける場合は角材で天板を挟んでおくと安定しますよ!
結構綺麗に丸くできました。
木工ヤスリで終わると断面が荒いので仕上げはサンダーで行います。
天板は「#100→#240→#400」の順でかけていきます。
ぼくはジグソーでカットしたので、断面が結構荒いです。
なので断面と丸角部分は、「#40→#60→#100→#240→#400」の順で仕上げていきます。
(写真では1枚足りないですが、、)
#40、#60はかなりザラっザラですね。笑
サンダーに装着する時も割れないように気をつけます。
作業中の写真を撮り忘れましたが、、
かなりツルツルでいい感じになりました。
面取りもサンダーでやってあげると、手触りがいいですよ。
サンディングが終わったら、乾いたウエスで木屑を取り払いましょう!
続いては塗装です。
舟橋さんに「おままごとキッチン」をDIYした記事を見ていただいて色はこの色(オスモカラーのエボニー)になりました。
全体にチョンチョンと塗料を刷毛で落として、
擦り込むように塗っていきます。
この時、脚も同時に塗装していきます。
脚はホームセンターで買った「パイン材の丸脚」を活用しました。
ジョイントも付いていてかなり便利です。
売っているところは結構限られていますが、高さの種類も結構あるのでDIYを始める方には扱いやすい木の脚です。
オスモカラー「エボニー」は濃い色なので、1回塗りでも結構色が乗ります。
1回目の塗装が終わりました。
そして3分〜5分ほど放置して、拭きとります。
これで1回目の塗装作業が終わります。
半日〜1日放置して乾かしましょう!
2回目も同じように塗っていきます。
「塗って→5分後拭いて→1日乾かして」を3回繰り返します。
3回塗りが終わってこんな感じです。
次はオイルでコーティングしていきます。
いわゆる「オイルフィニッシュ」ってやつです。
まず、「#240→#400」のサンドペーパーを手でもって表面の塗料の凸凹を削ります。
サンダーでやってしまうと削りすぎて塗料が取れてしまうので、手でやりましょう!
サンディングが終わったら、綺麗なウエスで乾拭きしてゴミをしっかり取ります。
そして、ワックスの登場!
少しずつウエスにとって、伸ばしながら塗っていきます。
全体に塗れたら、新しいウエスで拭いていきます。
この時しっかりワックスを拭きあげることで艶が出てきます。
足も天板も同じように作業します。
ワックスを塗り終えたら、また1日放置してなじませましょう!
次は最後の「組み付け」です。
天板を裏返して、脚のジョイント金具を装着していきます!
まず大体の感覚で配置します。
「この配置でいいなぁ」と思う箇所をしっかり測って、マーキング。
左右対称なるように測ってマーキングします。
場所が決まったら、ビスを打ちましょう。
金具部分にザグリがあって「ビスが誘導される状態」なので、しっかり「穴の中心部」に打ち込みことが大切です。
ビスが打てたら、脚を装着して組みつけていきます!
ネジで回るタイプなので、取り外しが簡単です。
で、ひっくり返したら完成。
とってもいい感じですね!
30mmの厚みがあるので角の部分に力をかけても、揺れません。
ふむふむ。
ほうほう。
いい出来だ。笑
DIY依頼していただいた「GREEN NOAH」へ納品に行ってきました!
納品先の「GREEN NOAH」に行ってまいりました。
(不意打ち写真しかなくてすいません。笑)
すごく清潔感のある院内でパイン材を使った家具が多くて、温かみのある空間だったので作った台形の机も馴染んでよかったです。
そして、実際に舟橋さんと向かい合って座ってみました。(椅子はまた違うものを使われるみたいです)
「90度法なのか、近すぎず遠すぎず」すごくいい距離感でお話ができる机だと思ったので、初めて来院された方も問診の際に安心感が持てますね。
このあと、ぼくは足首や腰を診てもらいました。
納品にいって「足首の痛みをとってもらう」という不思議な体験をしました。笑
(翌朝「すげー、足首痛くねー!」としばらく感動しっぱなしでした。ほんと感謝です。。)
今回注文して頂いた「GREEN NOAH」さんのご紹介
ぼくは納品の流れで施術をしてもらいました(笑)
友人同士ですが、すごく丁寧に説明をしてくれたり、施術中のカラダの変化をその都度細かく教えてくれるので、安心して施術を受けることができました。
いろんな症状に対応していて、気軽に入れる明るい空間なのでぜひチェックしてみてください。
そして、問診の際は「台形テーブル」で!笑
ボム田中はDIY注文をいつでも受け付けています!
ボム田中では、DIY注文を受け付けております。
Lアングルで机作ってだとか、
おままごとキッチン作ってとか!
キャンプ場のベンチや机作ってくれーい!とか。
わりとなんでも対応可能です。笑
値段の目安は、「材料費」プラス「作業代¥8000~10000(1日)」ほど。
(塗装などの乾燥時間がかかる作業は「実作業時間」のみカウントします。)
※配送方法は要相談させてください。
ですが、基本的には「物々交換」がしたいです!
「あなたの作って欲しいモノ」と「ぼくが欲しい道具」を交換しましょう。
(「ボム田中のほしいDIY&キャンプ物道具のリスト」からプレゼントしてください。笑)
ちなみに今回、舟橋さんからいただいたモノはコチラ↓
なんと2つも送って頂きました、、本当にありがとうございます!
ペトロマックスのHK500というゲキ渋なランタンと、有機溶剤用の防毒マスクです。
「ペトロマックスHK500」の暖かい灯油ランタンの光をおいて、キャンプでボードゲームでもしたいですね!!
(三重でのキャンプはいつでも参加者募集してますよ〜)
防毒マスクは、有機溶剤で頭クラクラしてたのでめっちゃありがたいです!!
当たり前ですが、「頂いた道具」はものすごく大切に使わせていただきます。
また、「オーダーいただいたものを作る過程」をブログ記事にさせて頂きますし、よろしければオーダーしていただいた方も紹介させて欲しいです。
(もちろん物々交換した「ぼくが欲しい道具」もレビューします)
「DIYオーダー」をするだけでなく「ボム田中」というブログに参加して頂き、一緒に盛り上げていただければ嬉しいです。
↓オーダーお待ちしております↓
※「お問い合わせ」を頂いたら基本2日以内にヤフーメールより返信しております。
「おい、メールが届いていないぞ!」という方は迷惑メールフォルダーを一度チェックお願いいたします。
ボボボボボム!